ED勃起不全の原因

勃起性の機能不全

EDは、勃起性の機能不全を意味します。勃起力が不十分だったり、勃起をしてもそれを維持することが出来ない為に満足な性交を得れない、また通常性交の行おうとして75%で性交できないほど勃起力が低下している状態を指します。また、障害を起こしている要因によって以下のように幾つか分類されています。


心因性ED

1つ目の心理的な要因で起こるEDを心因性EDと呼びます。主に日常のストレスが原因であったり、経験不足による緊張、過去のトラウマや体のコンプレックスなども原因となります。身体的には問題がない20代~30代の若い世代に比較的に多くみられるのがこのタイプのEDです。

心因性EDは心因により、2つに大別できます。

1つは現実心因で、日常のちょっとしたことがストレスとなり、それが原因でEDを起こす場合です。例えば、結婚生活で奥さんとうまくいかない、経済的なストレスがある、毎日疲れている、など自分自身でほぼ原因に見当がつくものが現実心因です。この場合、カウンセリングや薬の服用で簡単に治ることもしばしばです。

もう1つは日常生活には特に心理的ストレスはないものの、幼児期の体験や性的トラウマなど過去の出来事が原因となり、心の深層にある原因がEDを起こす場合です。深層心因の場合、大半は無意識ないし意識下の世界に原因があるため本人には見当がつかず、原因の解明までに長期間要し、治療が難しいケースが多いようです。


器質性ED生活習慣食べ物

加齢、生活習慣病、神経系の障害などによって、血流や神経に物理的な問題が起こることが原因でなってしまうのが器質性EDと呼ばれるものです。

加齢に伴うものであれば、特に動脈硬化(血管が硬くなる症状)が原因と考えられます。動脈硬化になると血管が十分に拡がらないばかりか、血液の循環が悪くなります。そのため、陰茎海綿体にも十分な血液が流れ込まず、EDが起こりやすくなります。

糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病の人では、血管に大きな負担がかかるために、しばしば動脈硬化が進行していることがあります。そのため、結果としてEDが起こりやすくなります。また、喫煙や過度の飲酒も同様の理由から、EDを引き起こす原因と考えられています。

その他、神経が傷害される病気(脳出血、脳腫瘍、脳外傷、脊髄損傷、パーキンソン病、アルツハイマー病など)、陰茎海面体の血管や神経を損傷するような手術・外傷、一部の泌尿器系の病気でもEDが起こりやすくなります。

このEDは、原因が重なっていたりすることもあるので、基本的には普段からEDの原因となる病気や生活習慣を正して健康でいることを心がける必要があります。特に動脈硬化の原因を取り除くことが大切です。

動物性脂肪が多い食事を控えたり、お酒や喫煙も可能な限り控えた方がよいです。また、適度な運動をすることで肥満を防止することも器質性EDの原因を取り除く方法ではないでしょうか。

加齢は、誰もが避けては通ることができない道です。ただし、同じ年齢でも日ごろの生活によって若さを保つことは充分に可能です。もちろんこのタイプのEDの方もED治療薬を使用することで、セックスを楽しむことは可能です。できる限り自身の力で勃起ができるように努力をした上で、お薬に手伝ってもらうのがよいのではないでしょうか。


混合型ED

EDの現状をみると、ストレスだけが原因、あるいは動脈硬化の進行や神経に障害があるだけが原因ということは少なく、どちらの要素も合わさった混合型EDが多いと考えられています。特に、糖尿病や高血圧、外傷などに精神的な要素が加わってEDになっていることが多いといわれています。

手術や事故によるものがあります。前立腺がんや膀胱がんの手術をした際ことが原因で、EDになってしまう場合もあります。また、交通事故によって骨盤骨折や脊髄を損傷してしまうこともEDの原因にもなります。


薬剤性ED

病気の治療薬や抗うつ薬の中には、副作用でEDになってしまうものもあります。治療薬を飲みだしてからEDになった場合は、まずは服用している薬を確認してみるとよいでしょう。よく知られている薬剤としては、中枢神経や末梢神経に作用する薬剤、循環器系に作用する薬剤、消化管に作用する薬剤などがあります。

中枢神経に作用する薬剤:解熱、消炎鎮痛剤、抗不安薬、抗うつ薬、抗けいれん薬、抗精神病薬、睡眠薬を含む向精神薬

末梢神経に作用する薬剤:筋弛緩薬、鎮けい薬、麻酔薬、抗コリン薬

循環器系に作用する薬剤:不整脈治療薬、利尿剤、降圧剤、血管拡張剤、高脂血症用剤

消化管に作用する薬剤:消化性潰瘍治療薬、麻酔薬、抗コリン薬、鎮けい薬

これらのタイプのED(勃起不全)もED治療薬で改善が可能です。ただし、他に服用している薬がある場合は、必ず医師にED治療薬の使用が可能であるかを確認する必要があります。